はじめに
中古ミラーレスカメラを選ぶとき、外観や付属品と並んで重要なのがシャッター回数(ショット数)です。シャッターユニットは消耗部品で、回数が多いほど故障リスクが高まります。このガイドでは、メーカー別の確認方法と寿命の目安、選び方のコツを解説します。
シャッター回数とは
シャッター回数は、そのカメラがこれまでに切ったシャッターの総数です。自動車の走行距離のような指標で、使用度合いと残り寿命の推定に使えます。
ただしミラーレスは一眼レフと違い、電子シャッターを併用できる機種が多く、機械シャッターのみの回数では実態を測りきれない点に注意が必要です。
メーカー別の確認方法
ソニー(α7・αシリーズ)
- 本体メニューには標準表示されないことが多い
- 撮影したJPEG/ARWのExif情報を専用ツールで読み取る方法が一般的
- ソニーストアやサービスステーションでの確認も可能
中古で人気のソニー α7 IVは流通量が多く、回数表示付きで出品されるケースも増えています。
ニコン(Zシリーズ)
- ExifデータにシャッターカウントがそのままRecordされていることが多い
- フリーソフトや確認用サイトにファイルをアップロードすれば読み取れる
キヤノン(EOS Rシリーズ)
- Exifに記録されない機種があり、確認のハードルがやや高い
- サービスセンターでの確認が確実
富士フイルム(Xシリーズ)
- 一部機種で隠しメニューから確認できる
- 個体差があるため、購入前に出品者へ確認を依頼するのが安心
寿命の目安
公称耐久回数
メーカーがカタログで示すシャッター耐久は概ね以下のレンジです。
- エントリー〜ミドル機 — 約15万〜20万回
- 上位・プロ機 — 約30万〜50万回
公称はあくまで「平均的に壊れ始める目安」で、超えても動く個体は珍しくありません。逆に、当たり外れもあるため公称の半分以下を一つの安心ラインと考えましょう。
機種による違い
富士フイルム X-T5のような写真主体の機種は機械シャッターの使用が多くなりやすい一方、動画や連写を電子シャッターで撮る機種は機械的な摩耗が抑えられます。
中古カメラの選び方
回数以外のチェックポイント
- センサーのゴミ・キズ — F22まで絞って白壁を撮影すると分かりやすい
- マウント部の摩耗 — レンズ交換頻度の目安
- 付属品 — 純正バッテリー・充電器・元箱の有無
- 保証 — カメラ専門店なら中古でも保証が付くことが多い
フリマで買う場合
シャッター回数の画面や読み取り結果のスクリーンショットを依頼し、提示できない出品者は慎重に判断しましょう。
まとめ
ミラーレスのシャッター回数は公称耐久の半分以下を目安に選ぶと安心です。ただし電子シャッター主体の使い方なら重要度は下がるため、外観や使用年数、付属品も含めた総合判断が大切です。状態の良い中古カメラを探すなら、ガジェット一覧から人気モデルをチェックしてみてください。